遅 い 夏 休 み  i n 九 州



12:15 肥薩線最高標高(海抜536.9m)の矢岳駅に着く

駅の傍らにはD51 170号機が建屋内に展示されている




矢岳〜大畑間で客室乗務員が車内を回り、記念撮影用のプレートと制帽を貸し出し撮影していく



珍しいループ線を回り、大畑駅に進入する直前、車窓に機関車の動輪と慰霊碑が見える

大畑駅の駅舎内は無数の名刺が記念として貼られている



12:53 人吉駅に着く 隣のホームには「快速 九千坊号」のキハ31が停車している

人吉からは、湯前線を転換した「くま川鉄道」が出ているが、時間の都合で乗車する事は出来なかった





人吉駅のホームにも駅弁の「立ち売り」さんが大きな声をあげてお客さんを誘う

窓の開く列車が少なくなった昨今、「立ち売り」の姿をみることすらなくなった



「はやとの風2号」・「しんぺい2号」を通し乗務されていた客室乗務員さんは、大の長渕剛ファン

まだ(9日の時点)通販でも手に入らない、今ツアーのマフラータオルを持っていた自分に話かけてきた

人吉駅での折り返し時間、乗客の姿がほとんどなくなったのを見計らい、マフラータオルを持っての記念撮影

21・22日の鹿児島アリーナへは、もちろん両日とも行くそうだ。



人吉から熊本までは、13:05発の「九州横断特急6号」に乗車する

この列車、人吉駅から八代・熊本を経由して大分県の別府まで走る長距離特急

JR四国から譲り受けた185系気動車を改装した車輌



人吉から八代までは球磨川に沿った長閑な光景を車窓に流し

八代から熊本までは2010年開業予定の九州新幹線の工事現場を横目に走る



14:34 熊本駅に到着する

駅構内は九州新幹線関連の工事によって構造が大きく様変わりしている

鹿児島本線・豊肥本線・三角線の3路線が乗り入れる




熊本にも路面電車が走る。鹿児島に比べるとまだ古い型の車輌が多く活躍する

路線バス事業者も4社ほどあり、重複路線では乗客の奪い合いの如く追い抜き追い越しを繰り返す様子が見られる



1060型〜1350型までは1951年〜60年に製造された旧型の部類。まだまだ多くが活躍する。

8800型のうち1両はレトロ調に仕立てられ、貸切中心に一般運用にも就く。




15時を過ぎ、ホテルに大きな荷物を置いて水道町の電停へ。

幹線道路の真ん中を堂々と走る路面電車。白川を渡り国道3号線と交差する。



新旧車輌が行き交い、道路には多数の路線バス

利用者も多くて立ち席も出る状態




2車体連接車の9700型には「エルパーサー」と呼ばれる車掌が後部車輌に乗務する

基本的構造は後乗り前降りのワンマン運転対応型だが、前方・後方の扉共に乗降が可能になっている

交通局前では健軍町行き列車で乗務員交代が行われている




健軍町から田崎橋方面へは3〜8分間隔、上熊本駅方面へは12分ヘッドの頻繁運転

旧車同士が並ぶと古きよき時代の路面電車の面影を

新車同士が並ぶと近未来・路面電車の将来が明るいと言う様な感じに見える



熊本城前電停から徒歩で10分前後、日本三大名城に上げられ、加藤清正の築城と言われる熊本城が聳える

まもなく閉館時間との事で、中へは入れなかったが入口付近で写真だけ撮らせて頂いた。


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