新茶の季節・川根の新緑謳歌

　平成１５年５月１１日、一番茶の手摘みが終わり機械摘み真っ盛りの川根を訪れた。突如決まった大井川行き、早朝移動で新金谷に７時前に到着すると観光バスの留置場から数珠繋ぎに発車してゆく。観光バス需要もまずまずあるようで活気があった。この日は川根茶の新茶をＳＬ列車の車内で振舞う茶娘列車が運行される。大鉄観光バスの新人ガイドの晴れ舞台？全国有数の銘茶「川根茶」を飲みながらのＳＬの旅、お客さんも贅沢極まりないだろう。

田野口駅には一人の女性が下り列車の到着を待つ姿があった。本に読み入り列車の接近にも気が付いていない様子

列車がホームに差し掛かりようやく気が付き慌てて本をしまい乗車した（左）/昔は駅員さんがいた改札ラッチも今は無人．．．（右）

お待ちかねの茶娘列車のヘットマークを付けたＳＬ急行が．．．補機付きの為に煙はスカスカ．．．　　中徳橋より

可愛いイラストが描かれた茶娘列車のヘットマークをつけたＳＬと補機のＥ１０１、どちらの古参機関車である　　千頭

列車到着と同時に機関車の前で俄か撮影会。やっと終わって車内で寛ぐ茶娘の二人は「疲れましたよ〜」と言いつつまだまだ元気な様子

旧型客車の窓を全開にして手を振ってもらいました。彼女達は今年入社の大鉄観光バス新人ガイドさんです。
これからはバスガイドとしてバスに乗務します。いつもその笑顔で頑張ってほしいですね。

その頃、先頭の機関車は入換の準備が着々と進められていた。その様子を見つめる女性が一人．．．