花咲く大井川とDBチャーターツアー



 2004年5月29日、天気が悪くなると言われたこの日は早朝に業務を引き継ぎ大井川へ出掛けた。毎年恒例の井川線DB1型DLとcスハフ1型客車を使用したチャーター列車に乗車するのが目的。清々しい初夏の風を受けて新緑の大井川を走り抜けてきました。


 青く広がる清々しい空・小さな花々が迎える抜里駅。大井川に着いてまず立ち寄った抜里に着いた列車は313F、土曜に非冷房車が出ているのは珍しいなと思ったら、夏前に冷房車の整備をするために入場させているからだそうで...。思いもよらぬ老兵の活躍に写欲も湧いてくる。


 この日の101レはC11227牽引。7両の客車は多くのお客さんで賑わう車内の様子を見ていると窓から身を乗り出して手を振るお客さんの姿があった。旅先での出来事は普段の生活を忘れ開放的な気分にさせる。大井川鉄道の蒸機列車はそれを増させる魅力を兼ね備えている。


田野口駅のホーム脇に山百合が咲いていた。千頭へ向かう普通列車を見送りながらの一枚。沿線の駅は季節の花で彩られてる。


 初めての撮影となるトラストトレイン、田野口トンネル上で待ち構えると田野口駅を数回の汽笛と共に通過し黒煙を上げてやってきたが...カーブを曲がったところで煙が徐々に薄くなった。まぁC12も撮れた事だし(汗)

 食事を済ませて返しの蒸機列車を撮影するために地名へ。ちょうど千頭行きの313Fが発車したところだった。黄色い花に映える車体がgood!


やがて102レの通過時刻となる。多少遅れて地名を通過する列車を駅の花々が出迎える。


 地名駅にこんな花が咲いていた。コップを洗うブラシの様な花、何と言う名か詳しい方に伺ったら...何とその名も「ブラシの木」だそうです。
詳しくはこちらをご覧下さい。ビックリしました。


 地名駅を後にして第一橋梁へ。着いた頃にちょうど川根温泉笹間渡を発車する汽笛が聞こえたので河原で一枚。煙に包れる客車が良い味を出している。そして1004レ撮影のために少し移動。河原に出来た分流で水鏡を狙ったが風に吹かれて列車の姿も???


 1004レも黒煙を棚引かせ第一橋梁を通過。狙った水鏡も折からの風で諦めて定番カット。C12バック運転に3両の旧客、やはり大井川にはバック牽引がお似合いだ。


 1004レの撮影後、家山へ移動し客車の回送を狙う。それまでに来る列車をスナップしていると、ずっと外を眺め何やら考え事をしているかの様な乗客の姿が見られた。その下り列車が出たあと、リヤカーに載せた新聞を運ぶ駅員の姿。少なからず新聞などの小荷物輸送も行われている。


 予想していた時間を過ぎても来ない客車回送。翌日に持ち越しかと思い新金谷へ戻ろうと車を走らせると代官町付近でELの汽笛が聞こえ...再び沿線を北上し家山へ。到着し転線を終えたばかりの列車をスナップ、SLも良いけどEL牽引の客車列車も味がありそう。


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送