腰越 小動神社天王祭 電車道を行く


腰越駅を過ぎると小休憩、神輿が降ろされるのを見入る


 神輿が小動神社に戻るといよいよクライマックス、朝から動きを見せなかった神戸町の山車から太鼓の音が響きだす。合わせて笛の音が鳴りだし、小休憩していた神輿が神社へ戻る。


休む神輿を掠めて列車が走り去る。この頃になると保安要員の江ノ電職員も帰っていた。


暗くなるまでのひと時、カキ氷を買ってもらった子供達はチョコバナナを見るや「あれ買って!」と母親を促す。


友達数人と祭に繰り出した浴衣姿の子達、その表情からも楽しさが伺える。


露店にも明りが灯り、辺りが暗くなっていく。日中の暑さも和らぐと徐々に浴衣姿が目につくようになる。露店も忙しさを増す。


陽も暮れると明りを点した山車が各所でクルクルとまわり光の演出をする。


一通り見終えた彼女達はお小遣いもなくなったから...と家路についた。


見せ場での回しを終えて自町内へ戻る中原町の山車、今年最後の電車道を進む。


 腰越5町の中で一番大きな山車が腰越駅近辺の神戸町の山車。酒屋の親父さんの話では、他町内より大きいのではなくこの大きさの山車が各町内にあったのだと言う。だが、山車小屋が火災に遭い、他町内の山車は修復不可能な位に被災したそうだ。比較的被害の少なかった神戸町の山車は修復され、その姿を今に残している。


 19時半過ぎ、鉄板目一杯を使ってたこ焼きを焼く。全部焼くと1万円の売上、15回も焼けばここじゃ良い方だと淡々とたこ焼きを焼く。このおじさんにカメラバックを預かってもらいカメラ一つで撮影してきた。人ごみの中、三脚を広げ・脚立を広げ・大きなカメラバックを担ぎ・後ろ向きに歩きながら一般観客にぶつかりつつ撮影していた面々も見られたが、これだけの人が出る祭で、どうだろうか?祭の賑やかさを堪能しつつも撮影者のモラルを感じさせられた面もあった。


神戸町の山車が回る。その迫力は他町内のそれにはないものだ。見入る人の姿も人一倍多かった。


神戸町の山車が電車道から離れていくと祭も終わり、人ごみだけ


撮影を終えて、たこ焼き屋の親父さんに礼を言い帰路に着く。「来年もここにいるからよ」と言って見送ってくれた。


                                     

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