初 秋 の 大 井 川 ’0 5


 沿線で一番多くコスモスが咲いていたのは崎平、すでに花期を過ぎたようで花びらを落すものも見られる。初秋とは言え日中は暖かい陽射しをうけ、まだまだ輝いていた。


判りづらいかも知れないが花に蝶がとまっている。列車が近づきその風圧で花が揺れるとすぐに飛んでいってしまった。


 井川線沿線では彼岸花の群生は見られない。数本の花を見つけては列車と絡められるか見ながら進み沢間駅先の踏切でやっと見つけられた。こちらも花の勢いが今ひとつ。


 前日のロケで使われたC11190を先頭にした101レ、金谷向きのまま列車を牽引する姿は下り列車では滅多に見られない。お客さんは残念かも知れないが、ローカル線のそれらしくてたまには良いかも?


101レで到着した機関車を転向させる。この頃、ロケが多く何度も使われる転車台。

そのたびに駅員・乗務員が4〜5人掛かりで対応する。


人力の転車台は最初に回りだすまでが一苦労。目一杯力を掛けてやっとまわり出す。


転向した機関車は再び来た道へ戻り客車に繋がれる。暖かい一日、まったくと言って良いほど煙は出てくれなかった。


 折り返しの102レに乗車、古きよき時代の汽車旅を新金谷まで堪能する。先行列車で駿河徳山へ。青空に真っ直ぐ伸びる遮断機、何の意味もなく撮ってみた。


徳山の駅から徒歩1分、仕入れにはもってこいの商店で冷たいのを購入、西日で輝く大井川を眺めながらノンビリ汽車旅


43系列で揃えられた前日のロケ列車、最後尾に乗り最前部のカマを望む。気持ちよい川風と煙が顔を掠める


16時過ぎの金谷の町へ102レが降りてきた。大きく西に傾いた陽が列車を照らし影を黄金色の田圃に落す


                                 

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