恒例！夏の大井川林間学校

翌朝７時半、この日はいつもより遅く起きる。笹間渡で日曜の朝、しかも夏休みだしねぇ．．．（笑）そんなこんなで隣室を覗いてみると先週に引き続き？消火器を抱いて寝る男が。 　「女抱いて寝るより良いですよ〜」とは言わないだろうが滑稽。 　このまま朝食も食べずに１００１レが来る頃まで寝てるんだろうな！と思ったら以外や意外！起きてきました！しかし浴衣のまま出てくるとは．．．

　朝食は栄養満点の雑炊。ただの雑炊じゃなく支那蕎麦のスープでご飯を炊き、叉焼・ステーキ肉などなど具もボリューム満点。それをスープで雑炊に仕立てちゃうんですから．．．二日酔いが大半なのにおかわり続出。アッと言う間に無くなってしまいました。
　そして朝食後、またまた眠りにつくＨＡＲＡちゃん。この調子じゃ１００１レを夢の中でお見送りか？コテージのチェックアウトは１１時。それまで寝てるんだろうなぁ．．．

　１００１レの汽笛が聞こえ出した頃、コテージに泊まっていた子供達が線路沿いに集まってきた。第一橋梁を爆煙で渡って来た列車は汽笛を轟かせコテージ脇を通過する。その汽笛に驚いた子供達は少し後ずさり。
　よ〜く見るとＨＭが付いている。そして次位には電機！こりゃ展望車付きか？？　

　何と次位の補機はＥ１０３。いぶき５０１と言い、Ｅ１０３と言い補機運用に就かないと思われている電機が最近良く使われている。どうしちゃったんだろう？
　どうやら鉄道友の会静岡支部の貸切列車の様子。創立４０周年のヘッドマークにテールマークまで掲出されていた。

　暑くなりアイスが美味しい季節です。この前日、東海地方は梅雨明けした。次の１００３レを待つ間、数本の列車が通り過ぎてゆく。季節の花々が咲く沿線の光景と列車．．．いったいどちらを狙っているのでしょう？　

燦々と降り注ぐ陽の光が川面を照らし跳ね返す。ギラギラと輝く水面の大井川をゆっくりと１００３レが渡ってゆく　　　第一橋梁

次の１０１レまで少し時間がある。どこで撮るか決めてなかったのでとりあえず隣の地名へ行ってみた。 　１２：１０の列車交換。夏休み最初の日曜日にも関わらず部活帰りの学生の姿があった。いつもの制服姿とは一変してユニフォーム姿のラフな感じが長期休暇を象徴する？ 　地名坂での撮影を考えたがどうにも暑くて仕方が無い。その場を諦め笹間渡へ戻る事にした。

笹間渡に戻り第一橋梁の懐でカメラを構える事に。線路脇には橋梁にカメラを向ける人の列、その下では芝生にシートを広げ昼食をとる家族連れや汽車を待つ親子・家族連れの姿があった。 　お爺ちゃんと一緒に手を振る子供を母親が写真に撮る。その後ろを黒煙を吹き上げ通過する１０１レ。良い思い出になっただろうか。

　１０１レを撮り終えてそのまま「うりや」さんへ直行。ちょっと遅めの昼食を済ませる。この日は３往復のＳＬが走っている大井川鐡道、返しの上り列車も３カット自由に撮ることが出来る。この運転本数の多さは他線区がマネしようにも出来ないところ、さすがは蒸機王国大井川である。