冬 の 北 陸 夜 行 旅 行


金沢7:10発の「はくたか3号」に高岡駅まで乗車。ここから寒鰤・氷見うどんで有名な氷見へ向かう。

氷見線氷見行きは7:43発。3両のディーゼルカーが待っているが、既に車内は多くの学生で賑わっている。

ちょうど通学時間帯なんでしょうか。

氷見から一駅、越中中川のホームは雪に埋もれていた。無人駅だからか除雪されていないところが多く見られる。


生憎の天気、車窓に見える雨晴海岸もご覧のとおりドンヨリ雲の下。カラッと晴れた日に再訪したいですね。

そして高岡から約30分、8:11に終点の氷見に到着。観光案内所が併設されているが平屋の小さな駅。


氷見で時間を作って港などを見てからでも良かったが、何せ雪が降り続いている。氷見駅から幹線道路へ出たところにある「氷見駅口」バス停で次のバスを待つ。

 氷見駅口8:36発の加越能鉄道バス「女良小学校前」行きに乗車。この地域でもノンステップバスが導入されている。バスは雪道をケツを滑らせながら見事にカーブを曲がっていく。地元のバス会社じゃこうは行かんでしょうねぇ。

8:58 最初の目的地である「岩井戸温泉」で下車(290円)。バス停の周りは1時間前にバスがあったとはいえこの有様。よく降ってます。


 岩井戸温泉。ホテル1軒と民宿3軒の小さな温泉地だが、目の前に臨む富山湾に昇る朝日がとても綺麗なんだそうです。
氷見グランドホテル マイアミの別館潮の香亭で日帰り入浴を受付けているので、夜行列車の疲れを癒しに寄る。


 入浴料500円を払い浴場へ。以前は露天風呂だったが今は全てに屋根がかけられている。冷たい外気の影響で浴室内は真っ白。傍らに掲げられた看板には源泉は56℃で毎分360リットル湧出しているとの記載。岩井戸1号・2号の2本の井戸を持つが、共にナトリウム−塩化物温泉。総成分量7468 mg/kgとかなり濃い。ツルッとした感触で、43℃前後の湯がコンコンと注がれている。

 湯から上がるとサラッとした肌触りが心地よい、いいお湯でした。


 10時までゆっくり湯に浸かり、10:13発のバスにのるため、ホテルの前を通る。ホテルマイアミは周りに何もないからか余計に大きく見える。その送迎バスは営業ナンバーをつけた独自のデザイン。何のバスをベースにしたのだろう?

 一軒宿的ながら規模が大きい為か、自衛消防組織の消防車があった。これまた古めかしい日産ディーゼル車。


 岩井戸温泉10:23発の脇行きに乗車。さきほどはノンステップの新車だったのに対して、こちらは木床の3列シート車。両側に補助椅子がついているのが珍しい。全部使えば横1列で5人掛けになる。

 ほぼ富山湾に沿って国道160号線をゆく。本当に、曇っている時だと勿体無い景色。
10分ちょっと走ると終点の脇(290円)。脇は富山県と石川県の県境の集落。ここで加越能バスから北鉄能登バスに乗り換える。


 9分の接続、10:45発七尾駅行きに乗車します。到着するのが10:39なので、寒い外で待つこともほとんどなく乗換え。ここからは自分を含めて3名が乗車しました。意外と利用客があるようで、途中でも結構な乗降があります。

 11:25、40分の乗車で七尾駅に到着(750円)。富山県側に比べたら雪の降り方が大人しい。乗継の時間まで結構あるので駅前をブラブラしていたら、雪が本降りに...。駅待合室で時間つぶしです。


 12時前、七尾駅「のとホーム」にのと鉄道の気動車が到着。折り返し12:19発の穴水行きとなる。車両は2005年に製造されたNT200型。七尾〜和倉温泉間はJR七尾線ではあるが、普通列車は全てのと鉄道の車両で運行されている。
 和倉温泉を出ると吹雪状態。前方視界も一層悪くなる。


 田鶴浜駅に到着。ここで対向列車を待ち合わせます。近隣に高校があるようで学生がホームで列車を待つがその足元は雪。ここも無人駅な為かホームの除雪もなされていない様子。

 NT200型の車内には何故か寝台特急「北陸」の写真が掲出されている。お名残乗車する乗客がこちらへも流れているのだろうか。


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