' 0 4  春 爛 漫 の 川 根 路 紀 行


 2004年4月11日(日)、数人のご婦人が抜里駅に集まってきた。どこかへ出かける様で往復乗車券を買い求める。休日に窓口が開くことなど滅多にない抜里駅の出札口が賑わっていた。


ご婦人達を乗せた列車が抜里の里を発ち金谷へ向かう。構内に植えられたチューリップが見頃を迎えていた。


見頃を過ぎたとはいえまだまだ綺麗に花をつけた青部の桜、時折吹く風に花びらが舞うなか古豪電車がゆっくりと発車した。


お父さんがビデオを構え汽車を待つ間、お母さんとお子さんは駅周辺を散策、暖かな昼下がりに長閑な時間が流れる。
101レはC10牽引、この日はピンク地の「さくら」のHMを掲げて薄煙を棚引かせ通過していった。


青部の桜が散り際なら井川線はちょうど良い頃だろうと向かった駿河小山駅。駅構内の桜は例年見事に花を咲かせているのが...
乗務員の話だと3・4日前が見頃だったそうだ。今年の桜は咲き方が異常な様子。


時間をおいて薄暮から闇に包まれる家山駅を俯瞰した。

薄靄がかかり視界があまり良くなかった薄暮時に比べ、陽が落ちた後は意外とすっきりした。

街灯りが明るく感じられる頃、上り列車がゆっくりと駅に進入してきた。


陽もドップリと暮れた福用駅。駅前に大きく枝を広げる桜も散り際だが駅舎の灯りに照らされて最後の輝きを魅せる


自販機の灯りに結構明るく感じるが実際は結構暗い駅前、最終2本前の下り列車からは誰一人降りてこなかった。

北上し駿河徳山駅の脇へ家山の桜に負けじと見事に咲く徳山桜、駅脇の桜も綺麗だが川根高校脇の枝垂れ桜もまた見事なもの。


宿に荷物を降ろし終電後の崎平駅へ。駅前の桜の古木は駅開業当初からここに根を張っているのだろうか。
古木だがまだまだ現役、これだけ多くの花をつけて崎平の町並みに色を添えています。


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