DB牽引列車で行くアプト区間ウォーク


**鉄道敷地内での撮影は許可を得て行なっており、通常行なえるものではありません**


長島ダムで207レと離合する204レを位置を変えて撮影する。まだ高い山には霧がかかって雨上がりの雰囲気を醸し出す。


大きくカーブを曲がった山側で撮影。ゆっくりと下ってくる列車は撮影ポイントに困らない。


アプト式へ路線変更して15年、もう奥大井に定着した感がある。


保安と入換えに添乗した職員から旗を持たされて通過列車に対して青旗を振る。撮影ツアーならではの一コマ。


上り列車はED90が先頭に立ち、ブレーキの役目をしつつ坂を下る。やはりこちらの方が迫力満点!


アプトいちしろ駅を出たところからすぐに90‰区間に入る。真っ直ぐ見るとその勾配のキツさが良く判る。


 アプトいちしろから再びDB牽引の列車に乗込み千頭へ戻る。上り列車の機関車はバック運転。前方を注視する運転士は運転台が片側にしかないため、身体を背けなければならない。


 定期列車で井川までDB牽引の列車が当たり前に走っていた頃には井川や千頭にDB用の小さな転車台があった。終点まで行く列車は方転できたが、途中駅折り返し列車はバック運転だった。その転車台もDD20型の増備でDBの本線走行がなくなると共に無くなってしまった。


 DBと同世代のcスハフ1型客車。当初をダム建設に従事する職員輸送にあたり、その後長年に渡って観光客を輸送してきた。ここ数年はcスロフ300型が増備され、繁忙期や「かわかぜ号」で使われる程度になっている。こういう味のある車輌にはいつまでも活躍してもらいたいもの。



山を降り始めると再び雨が降ってきた。三叉橋を渡るDBを鉄橋流し!少しは迫力あるような??


 沿線に茶畑が広がると澤間、定期列車なら当然停車するが、チャーター列車は定期列車の離合がある川根両国までノンストップの快速運転。隧道バルブにも挑戦するも...敗退(汗)


 雨に濡れつつもお父さんと一緒にデッキに立つ少女。最初はエンジン音を怖がっていたのに帰る頃には間近のデッキまで出る余裕?そして定期403レと離合する川根両国へ到着。駅から出てきた職員がボンネット上に上がって燃料の確認。手荒くよじ登ってもビクともしないボディは産業用ならではの強さか?


 15:29 定刻に千頭に到着。毎年志向を凝らした企画で楽しませてくれるDBチャーターツアー。今年はアプト区間体験ウォークで改めて勾配のキツさを体感。また来年のツアーを楽しみに三々五々解散となった。

 井川線では指導によりATS設備が設置され、機器搭載の余裕がないDB1型が自力で本線走行出来なくなる可能性が高まった。今後どう展開するか判らないが、何とか保安員の添乗などの特例措置で走行出来るようになってほしいものだ。


                                 

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