D B 列 車 に 乗 ろ う !


 12:18、井川駅に到着した203レ。降車確認が済むと一端奥に引き込まれる。傍らの側線には既にエンジンが掛かった状態で待機するDB1形機関車の姿。すぐさま入換え作業が開始される。


客車がポイントを過ぎると、側線のDBが動き出す。

シャリシャリとチェーン駆動独特の音を響かせてcスハフ1形客車の後部へ移動していく。


【動画】 井川駅構内入換シーン 【動画】


 cスハフ1形客車と連結されると、発車位置まで移動する。ボンネット側に向いた運転操作機器を扱いながら前方を注視。DBの運転にはコツが必要になる。


 12:37、502レが井川駅を発車する。DB1形機関車牽引の旅客列車が井川から発車するのは何年ぶりになるだろうか。おそらくチャーターやイベントを除くと、昭和50年後半以来ではないだろうか。


【動画】 井川駅を発車するDB牽引の502レ 【動画】


閑蔵駅を発車して切り通しを駆ける!


【動画】 関の沢橋梁を渡るDB牽引列車 【動画】


秘境駅として一躍有名になった尾盛駅に到着した502レ。ここでDB列車を撮影するのは初めて!


植林された杉山をバックに、昭和がそのまま止まった様な錯覚を受ける。


 13:14、接岨峡温泉駅に到着した502レ。ここで列車を降りて追いかける事に。列車より車の方が早いため、次の奥大井湖上駅対岸にも余裕で先回り。新線区間にはDBは余り似合わないかな?


長島ダム建設によって出来た「接岨湖」を渡る502レ。陽が陰ってしまい湖面の輝きが今一つだ。


冬場は貯水量も少ない接岨湖、高さ70mある橋脚の大部分が姿を見せている。


長島ダム〜アプト市代間のアプト区間を行く502レ。


アプト式機関車が一際大きく見えるが、この高さが大井川本線の列車などと同じ高さに近い。

井川線の車両がいかに小さいかが伺える。


 土本駅に行ってみた。線路端の紅葉が一際輝いていたので、こちらをメインにして後方を行く502レを。


【動画】 土本駅付近を行くDB列車 【動画


千頭駅へ向けてラストスパート!川根両国〜千頭間を行く502レ。


 中電側線にはcトキ200型貨車が留置されている。井川線は沿線の大井川ダム・井川ダムの建設の為に敷かれた専用鉄道が発端。その作業員や資材を運んだ車輌が地方鉄道に転換され、来年50年を迎える今も残る。

 こうして、DB1形機関車を回送する名目で設定された臨時列車は無事、14:21に千頭に到着。客車を解放して14:40に機関車だけ川根両国車輌区へ回送された。


                              

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