吊掛天国・数年前の大鉄

 大井川鉄道に通い始めたのが中学3年の頃、実に13年ほど前になる。この頃はSLを目当てに行っていたと思う。知り合いの旅館でお手伝い(あくまでバイトではないです)してお小遣いを貯めて始発に乗り込んで出掛けた事が多かったと覚えてる。
 そしてそこにはSLだけでなく吊掛電車が活躍する魅力もあった。平成が二桁になる前、今よりも自然多くのんびりとした大井川の様子をアップしてみました。


平成5年5月5日、5並びの日に重連と千頭での撮影会が行われました。C5644とC11227の重連が地名坂を登ります。


千頭での撮影会、この2年後の7並びの撮影会は物凄い人で信号柱に登る者や罵声が飛び交う酷いものだった。
だがこの5並びの時はそう騒々しくなかった様に覚えている。


西日と戯れる蒸機たち...立ち上がる蒸気と煙が光に演出される
給水を終え上り列車の発車に備え転線するC11312 機関士の笑顔から余裕が伺える

C11揃い踏み。西日を浴び黒光りするカマからは蒸気が昇り、まさに”生き物!”

シリンダーから噴出す蒸気、この蒸気圧がカマを動かし客車を牽く!

SL急行が千頭に到着すると記念撮影をする撮影会場と化す。この光景は今も昔も変わらない...(左)
地名坂を快調に下り金谷へと急ぐ「しらさぎ」こと6011系、彼もいつの間にか運用から離脱してしまった(右)


金谷〜新金谷間は通票閉塞、タブレットが鉄路の安全を守る。下り列車の運転士から助役を介し上り列車に渡される


                           

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