井川線DL回送と秋祭りの大井川


 五和の築堤を通過した列車の速度が余りにも遅かったので神尾を過ぎ福用駅手前で待つ。概ね30km/h以下の速度で走り足回りへの負担を最大限に抑えたダイヤを組んでいる様だ。福用で定期列車と交換し再び北上する。さらに先回りして福用〜大和田間の高熊トンネル出口付近へ。山が迫るこの辺りは日の陰りも早い。


 午後の日差しが降りそそぐ家山川橋梁を渡り家山へ。上下定期列車を通すためまずは上り線へ留置、下り列車通過後に再び下り線へ転線し上り列車の到着を待ち発車となる。


散歩していたおじいさんと子供が物珍しげにDD20を眺める。このくらいの子ではまだ井川線に乗ったこともないだろう。


 家山を発車した列車は第一橋梁を渡るがそのミニ編成から余計に橋梁が大きく見える。台風22号の影響で増水した大井川を渡るシーンも貴重か?そして地名坂へも余裕で間に合ってしまうところがこの列車の運転速度を物語っているだろう。


 撮影して車を走らせるとすぐに列車を追い抜いてしまう。横郷にも余裕で間に合い定番ショットを撮り下泉へ。下泉では約1時間の停車時間がある。まずは上り列車と交換する。


 そして15:23、下り普通列車と102レが交換するため、側線へ退避する回送列車。蒸機列車との並び、千頭駅では彼方でしかその姿を見ないので真横に並ぶカットも貴重なもの?


 102レの後続列車と交換して下泉を発車した列車を中徳橋で撮り再び北上する。既に日が傾き始め撮影できる場所も限られてくる。第二橋梁へ先回りすると千頭側2スパンに何とか日が射している。ギラリカットを撮影し、あわよくば...と第四橋梁へ向かう。


 第四橋梁の金谷側踏切からの後追いカット、やっぱり本線電機はデカイ!そして千頭へ到着した列車は電機を4番線に残して井川線側へ移動、cワフ0を側線に留置して17:00発の定期列車後部へ連結される。排障器のないDD20の姿も滅多に見られるものではない。川根両国で切り離され自力で車両区へ入り回送完了となった。


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